Now Loading...LOADING...
menu menu desktop_mac vertical_align_topページトップへ

MG春炬燵wikiWiki

settings

「迷わない森」 の変更点


「迷わない森」*
担当GM:rira
セッション開催日:2014年11月28日(金)21:00〜
参加受付期間:2014年11月28日(金)20:00〜
終了予定時刻:1:00
募集人数:2〜
推奨CP:90〜130
推奨CP:80〜120
推奨技能:探索技術、感覚強化
内容:死ぬほど緩い奴

**あらすじ [#ff23b92e]
 ■東北の某県某市、とある病院に月に一度だけ小籠を持って来る少女がいたんだよ。
  最初は得に気にする事なんてなかった。今日も来てるんだな?程度の認識さ。
 
 
 ―――最初だけな?
 まず違和感を感じたのは三回程その顔を見た時さ
 服装が三回とも同じだったんだぜ。髪の長さだって全く同じだ。
 後なんて言うのかな? 纏ってる雰囲気……とでも言うのか、それも変わんないんだ。
 
 
 ―――それから一年、欠かさず少女は来てるんだ
 月一で、同じ格好で、同じ雰囲気で、な。
 そろそろ気になった俺は声をかけてみたんだ。
 
 
 「よく来てるけど、誰かのお見舞いかい?」ってさ。
 そしたらさ、その少女は笑ってこう言ったんだ。
 
 「ええ、お母さんの所へ。
  お母さんはこの葡萄が大好きなんです。病院の先生にも月一で食べさせてあげてもいいって言われてて」
 
 そう言って小籠の中を見せてくれたんだよ。
 なんて事はない。旨そうな葡萄が沢山入ってたさ。
 
 (なんだ、そういう話か? は、一年も無駄に色々考えちまったな。服装が同じなのも偶々って事もあるし、つまりはそういう事だろう)
 
 安堵と少々の勝手な落胆を感じながら、俺は少女にな
 「旨そうな葡萄だな、これならお母さんもきっと良くなるさ」
 って言ってみたんだ。
 ま、社交辞令の延長線上みたいな程度の低いあれだ。そしたら、また笑顔でさ
 
 「はい、お母さんがいない間も頑張って育ててますし、きっと喜んでくれていると思います。」
 
 
 ―――違和感を感じた。
 
 「それじゃあ、私はそろそろ……。」
 
 ハッと我に返った俺は、違和感を心の奥に仕舞った。
 
 「ああ、この辺は街灯も少ない。帰りは気を付けるんだよ」
 ってな、やっぱりこれも良くあるあれだよ。
 こういう時気が利く台詞を言えないあたり、俺も全然ダメだな…と、背を向けようとしたんだ。
 
 だが、俺とは違ってその少女はありきたりな返答はしなかった。
 
 
 「大丈夫です。森はいつでもお迎えに来てくれてますから」
 
 
 ―――え?
 
 振り返った俺の前には誰もいなかったんだ。
 そしてさ…
 葡萄のさ、ちょっと甘酸っぱい残り香がさ、遠くに離れて行く… そんな気がしたんだ。
 
 
**取得経験点と報酬 [#k0269473]
#region
HTML convert time
0.004 sec.
edit